KoBase

KoBlog #SP1 - KoBase:輪郭と、指先の感触

アルミニウム合金のベース、透明なPC製カバー、磁石を使ったピン。角の丸みが外形をやわらかく見せ、パネルの縁の曲面が見る角度によって反射を変えます。ピンは、カバーをベースに固定するためのものです。

開発のきっかけ

金属の質感が伝わるモデルカー用ベースをつくりたい。カバーもしっかり固定して、カバーを持てばベースごと安心して持ち上げられるようにしたい。KoBaseの開発は、このふたつの思いから始まりました。

01

ベースとカバーに、同じ丸みを

外形をやわらかく見せるため、ベースの四隅に大きめの丸みをつけました。カバーもベースの輪郭に合うように、四隅を曲面にする必要がありました。

一般的なアクリル平板の貼り合わせでは、こうした連続した曲面をそのままつくれません。そこで専用の金型を製作し、ベースの角の丸みに合う、透明なPC製カバーをつくりました。

PC製カバーとベースの角の丸み
PC製カバーとベースの角の丸み
02

パネルの縁に映る光

パネルの素材はアルミニウム合金です。加工前に実際のモデルカーの取り付け穴の位置を確認し、CNC加工で穴を開けてから、表面処理を行います。

ベースの表面にはアルマイト処理を施しています。金属の質感が形からも伝わるように、パネルの縁を曲面にしました。見る角度を変えると、縁の反射や明暗も変わります。

シルバーグレーのパネルに、ダークカラーのフレームとピンを合わせました。暗い色のフレームを背景に、パネルの縁の反射が輪郭を描きます。

シルバーグレーのパネルとダークカラーのフレーム
シルバーグレーのパネルとダークカラーのフレーム
03

ピンが引き込まれる感触

カバーは両端のピンで固定します。繰り返し抜き差ししやすいように、磁石を使いました。ピンが収まる少し手前で手を離すと、あとは磁力で引き込まれる。そんな感触を目指しました。

この感触は、表面処理を終えた部品で確かめる必要があります。サンドブラストやアルマイト処理によって部品の収まり具合が変わるため、工場と試作を重ねました。ピンを抜き差しし、実際の感触を確かめながら調整しました。

ピンの外側を向く端面には、Kind of Bluのロゴをレーザー刻印しています。

ピン端面のKind of Bluロゴ
ピン端面のKind of Bluロゴ

04 / ASSEMBLY

パーツの組み合わせ

パネルとフレームは、中央のねじ1本でつながっています。透明カバーを固定するのは、両端のピンです。

パーツの組み合わせ

ねじの形状は模式的に表現し、内部の一部は省略しています。

05 / IN USE

カバーを外す、ふたつの手順

01先に両端のピンを引き抜く
先に両端のピンを引き抜く
02透明カバーを持ち上げる
透明カバーを持ち上げる

モデルカーを載せた姿

KoBaseに載せたBugatti Bolide
KoBaseに載せたBugatti Bolide
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