KoBlog #4 - BBR Emperor Series 1:43 Ferrari SF90XX in Azzurro La Plata

KoBlog #4では、Rosso Emperorが手掛ける特別なプロダクトライン「Emperor Series」を再びご紹介します。KoBlog #3で詳しく触れた通り、このシリーズはアルカンターラ製のベースと、厳選されたフェラーリモデルが特徴です。

今回ご紹介するのは、このシリーズから新しくリリースされた「BBR Emperor Series 1:43 Ferrari SF90XX in Azzurro La Plata」です。このエントリーでは、フェラーリ純正のライトブルー「アズーロ・ラ・プラタ」の魅力と、この特別なモデルがどのようにシリーズのこだわりを反映しているかに迫ります。

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アズーロ・ラ・プラタ：フェラーリ純正ライトブルー

アズーロ・ラ・プラタは、フェラーリのレーシングヒストリーに深く結びついた色です。このライトブルーは、1950年代に2度F1チャンピオンに輝いたアルベルト・アスカリに関連しています。彼は「幸運の色」として、このブルーのシャツやヘルメットを身に着けていました。

また、1960年代にはジョン・サーティースやクリス・エイモン、ニキ・ラウダといったフェラーリドライバーもこのライトブルーのレーシングスーツを着用し、アズーロ・ラ・プラタはフェラーリのレーシング文化の象徴の一つとなりました。

「アズーロ・ラ・プラタ」という名前は、アルゼンチンのナショナルレーシングカラーに由来しています。「アズーロ」はイタリア語でライトブルーを、「ラ・プラタ」はアルゼンチンの「銀の川」を意味します。

2024年には、フェラーリがマイアミGPの特別リバリーにアズーロ・ラ・プラタを採用し、ブランドの伝統的なカラーに敬意を表しました。この色は、フェラーリファンの間で特別な存在感を持ち、ブランドの豊かな歴史と美しさを象徴するカラーとして愛されています。

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BBR Emperor Series 1:43 Ferrari SF90XX in Azzurro La Plata

こちらのモデルは25台限定のSF90XXになります。アズーロ・ラ・プラタの外装は、ライトグレーのアルカンターラ製ベースと絶妙に調和し、このカラー特有の柔らかさとダイナミックさを際立たせています。アルカンターラの質感がモデル全体に高級感を与え、ディスプレイの魅力を引き上げています。

このモデルが際立つ理由は、その外装だけではありません。ホワイトホイールやホワイトインテリアといった希少なデザインも特徴的です。ホワイトホイールはライトブルーの外装と鮮やかなコントラストを生み出し、このモデルの存在感をより一層引き立てています。こうした組み合わせは他のSF90XXモデルではあまり見られないため、コレクターにとって特別な価値を持つ仕様と言えるでしょう。

インテリアにはホワイトを基調としたデザインが施され、随所にライトブルーのアクセントがさりげなく加えられています。この細部へのこだわりが、全体の統一感を一段と引き立てています。

さらに、エアインテークやSダクトといった外装の重要なポイントにもホワイトのアクセントが加えられています。これにより、アズーロ・ラ・プラタとホワイトが生み出す美しいコントラストが、モデルのデザインをより一層際立たせています。

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最後に

BBR Emperor Seriesの「1:43 Ferrari SF90XX in Azzurro La Plata」は、フェラーリの美学とRosso Emperorのこだわりを体現した特別なモデルと言えるでしょう。

Emperor Seriesのコレクションに加えるモデルとしても、単体のディスプレイとしても、素敵な一台となっておりますので、ぜひご検討して頂けたらと思います。