KoBlog #3 - The Emperor Series: Alcantara and Beyond

KoBlog #3 - Emperor Series: アルカンターラとその先へ


KoBlog #3では、BBRが手がけるEmperor Seriesの中から、「1:43 Ferrari SF90XX Spider in Argento Nürburgring」をご紹介します。このモデルは、限定10台のみの特別仕様で、BBRのクラフトマンシップとEmperor Series独自のプレゼンテーションが融合した、コレクターズアイテムです。

Emperor Seriesは、中国を拠点とするBBR公式ディーラー「Rosso Emperor」が展開する特別な製品ラインで、まずは「Rosso Emperor」についてご紹介してきたいと思います。


Rosso Emperorの裏話

Rosso Emperorは、中国を拠点とするFerrariスケールモデルの専門ディーラーで、BBR Modelsの公式パートナーです。同社は、Ferrariへの情熱を持つ創業者によって設立され、その背景にはScuderia Ferrari Club Chinaとの深い関わりがあります。この情熱が、Rosso Emperor独自のプロダクトライン「Emperor Series」の誕生につながりました。

Emperor Seriesは、特注モデルだけでなく、BBRの通常商品から厳選されたモデルを独自のベースデザインで再構成したものも含まれており、その独自性がコレクターの間で注目されています。


Emperor Series: アルカンターラとその先へ

Emperor Seriesの最大の特徴は、モデルカー用ベースに本物のアルカンターラ素材を採用している点です。この素材は、高性能車のインテリアに使用されることで知られており、その柔らかな質感と耐久性がモデルカーのプレゼンテーションを一段と向上させます。

同じ高級モデルカーラインとして知られるCalsito Modelsの「Deluxe Series」はレザーベースで有名ですが、Emperor Seriesはアルカンターラを採用することで、よりモダンで洗練された美学を提供しています。

すべてのEmperor Seriesモデルが特注品というわけではありません。中には、BBRの通常商品ラインから厳選されたモデルも含まれています。

今回ご紹介する「1:43 Ferrari SF90XX Spider in Argento Nürburgring」もその一例であり、BBRの通常ラインにEmperor Seriesの特長であるアルカンターラベースを組み合わせています。


Ferrari SF90XX Spider

Ferrari SF90XX Spiderは、Ferrariの歴史において画期的なモデルです。この車は、FerrariのXXプログラムから初めて登場した公道走行可能な車両として注目されています。

ハイブリッドシステムによる1,030馬力という驚異的なパワーを持ち、ターボチャージャー付きV8エンジンと3基の電気モーターを組み合わせています。このSF90XX Spiderは、わずか2.3秒で0-100km/hに到達し、先進的な空力設計によって圧倒的なパフォーマンスを実現しています。

限定生産599台のこのモデルは、公道走行可能なFerrariの新たな可能性を切り拓く一台と言えるでしょう。


1:43 Ferrari SF90XX Spider in Argento Nürburgring

今回のEmperor Seriesモデルは、Argento Nürburgringのシルバーフィニッシュを持つSF90XX Spiderに、ブルーのアルカンターラベースを組み合わせたものです。

このベースは、車体に施されたSーダクトやリアウィング、ホイール、インテリアの青いアクセントを引き立てる役割を果たしています。

また、BBRは実車のアルカンターラインテリアを精密に再現し、素材の質感や深みを忠実に表現しています。

Emperor Seriesならではのベースと相まって、このモデルはFerrariのクラフトマンシップを余すところなく体感できる特別な作品となっています。

最後に

Emperor Seriesは、アルカンターラベースという革新的な要素を取り入れることで、モデルカーの世界に新たな体験をもたらしていると言えるでしょう。

今後のKoBlogでは、Emperor Seriesの特注モデルをはじめ、Rosso Emperorをさらに掘り下げてご紹介していく予定です。ぜひご期待ください。

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